時は西暦2017年2月、20年間のオタク生活で初めて推しが文春砲される。
※2017.2.21の記事に加筆しています※
昔からミーハーでジャニヲタだった私にとって週刊文春はゴシップの身近な存在であったりしました。しかし、物心ついたガチなオタクになってからは推し(自担)が文春に撮られることは10年くらい無かったんです。
そしてこれは当時の推しに彼女いることが判明してから悟りを開くまでの経緯です。今、推しのゴシップ記事で悩んでる方へ、少しでも力になれればと思い書きます。
ついに推しが文春砲に遭いました。
人気声優の花澤香菜と小野賢章が熱愛 港区の高級マンションで同棲 - ライブドアニュース
それはそれは寒い冬のことでした。私は前の会社の飲み会に参加し、だいぶアルコールが回った頃の出来事です。終電を調べるためにiPhoneを見た私の酔いは一瞬にして醒めました。プライベートのことなので賢章くんに恋愛してほしくないとか全然思ってないわけです。でも酔いは醒めました。
私も賢章くん応援しながら普通にデートしてたりしてました。(そのあとフラれたけど)巷では、「声豚は声優とワンチャン付き合えるとでも思ってたんじゃないか?」とか言われたりしてますけど。付き合えるなんて1ミリも思っていないですし、恋愛して悪いなんてこれっぽっちも私は思っていないんです。
でもフツーにショックでした。なんか撮られたって事実が。
小野賢章 公式ブログを更新しました。 『関係者・ファンの皆様へ』 https://t.co/fffRzcnTLP
— 小野賢章 (@ono_kensho) 2017年2月22日
FCに報告をしてから、blogやTwitterでご報告をしていて誠意のある対応だなぁと思っています。
でも、「ファンをやめます」「現場に行くのを辞めます」っていう方が知り合いとか、知り合いの友人に居たりもしました。私もそういう報告を見たり、言われたり、その気持ちに痛いくらい同情しました。
2015年のクリスマスには「ベリークルシミマス」的な発言もされていたので正直なところこの時にお付き合いしていたらちょっと悲しいです。
声豚はリアルに声優に恋しているのか?
リアコか?(リアルに恋してるリア恋の略)って聞かれたらそうなのか、そうじゃないのか正直この時は分からなかったです。裏切られたとも思ってないです。でも次の日にあった文豪ストレイドックスのイベントもモヤモヤしてしまいました。
本当のファンって何?
推しが文春砲にあってからツイッターで繰り広げられる「本当のファン」論争。私のなかでずっとずっとモヤモヤしてたのはこのフレーズでした。
本当のファンの定義とは?
- 沢山現場に行くのが本当のファンなのか?
- お付き合いを肯定するのが本当のファンなのか?
- 結婚を祝福できるのが本当のファンなのか?
本当のファンの定義は誰が決めるんだろう。報道を受けてファンを続けるも辞めるもその人次第。だから押し付けないでほしいなぁと激怒する日々が続いてました。
本当のファンかどうかは賢章くん本人が決めるんだから周りのファンが決めることじゃないよね。そもそも本人からしてみたらイベントめっちゃ行くファンも家で応援してるファンも今回、喜んだファンも落ち込んだファンもぜーんぶ『ファン』に過ぎないんじゃないないかい。
そう思ったらなんとなく、自分の中で優先したいものが変わった気がしました。なので今、優先しているものが去年とは違ったりします。前より個人に固執せず、色々な声優さんを応援してます。豊永利行さんもその1人です。
私はLiveが好きだから声優さんの歌の活動が好きなんだと気づいたきっかけでもあります。(もはや声優さん以外のLiveも行きまくって金欠)
だから、今ははLiveの現場中心に行きたいと決めてます。もちろん小野賢章くんゆるーく応援しています。
声優・俳優のアイドル売りが問題なのでは
チェキを取ったり握手会を設ける売り方をするのならば、アイドルに近い売り方をするから熱愛報道を受け入れない気持ちもあるのかな、と思います。でも握手会=接触=アイドルという定義もないし。もちろん賢章くんはアイドルではないです。冒頭に言ったように恋愛するなという訳じゃないんです。でもやっぱり接触イベが多くて会話しちゃったりしてから、恋愛してました!って言われるのはお豆腐メンタルのわたしには正直、キツイなと思いました。
ただそれだけです。そして自分の考え方=正しい、だからおたくはこうあるべきって捉えるのはどうなんだろう。って思います。人それぞれの考え方があるし、何が正しくて何が間違ってるかなんて簡単に判断できるものじゃないんじゃないかな。
100人オタクがいたら100通りの考えがあるんじゃないのかな。さっちゃん。的な。
以上、推しの文春砲から悟りを開きスーパーDDへと成し遂げた経緯でございました。
だから、推しにマイナスな感情を抱いてもそれは悪いことじゃないし、ファンを続けるも辞めるも個人の自由だから苦しまなくていいんだよーと世界の中心でオタクたちに叫びたいと思っております。